佐賀北高校が第107回全国高校野球選手権佐賀大会の決勝で北陵高校を3-0で破り、6年ぶり6度目となる夏の甲子園出場を決めました。この勝利は、先発の稲富理人投手による9回完封という圧巻の投球で支えられました。本村祥次監督は同校OBで、就任6年目にして夏の大会を初制覇。過去には第1シードとして臨んだ大会で敗退するなど苦しい時期も経験しましたが、「プラス思考」や独自の「メンタルメソッド」を導入し、堅実な「北高野球」を選手たちに徹底させました。特に今大会では6犠打を決めるなど、全5試合で計26犠打を記録し、守備でも3失策と持ち味を発揮しました。2007年に「がばい旋風」を巻き起こして全国制覇を果たした公立伝統校として、再び甲子園の舞台で旋風を巻き起こすことが期待されています。監督の目には、選手たちの奮闘への感謝と、長かった道のりを乗り越えた喜びの涙が光りました。現3年生のほとんどは、07年の全国制覇時に生まれた世代であり、指揮官は「間違いなくご縁」と語っています。