イランの最高指導者アリ・ハメネイ師がアメリカなどからの攻撃により死亡したことが報じられました。ハメネイ師は1989年から約37年間にわたりイランを統治し、欧米から「独裁者」と批判されながらも、精鋭軍事組織「革命防衛隊」を権力基盤に強硬な反米・反イスラエル路線を貫きました。この最高指導者の死を受けて、パキスタンやイラクなどの周辺国では、イスラム教シーア派の信者らによる反米・反イスラエルデモが激化し、「アメリカに死を!」と叫ぶ暴徒化した群衆が建物や車両に放火するなど、各地で衝突が発生。これまでにパキスタンでは少なくとも23人が死亡、100人以上が負傷する事態となっています。一方、トランプ米大統領はイランの新指導部から対話の打診を受け、「私は同意した」と発言し、外交交渉の可能性を示唆。しかし、同時にイランへの攻撃を続ける意向も示すなど、混迷を深めています。この一連の出来事は中東情勢を大きく揺るがし、イスラエルを率いるネタニヤフ首相の動向にも国際社会の注目が集まっています。