ミネアポリス連邦準備銀行のニール・カシュカリ総裁は、現在のインフレーションがFRBの主要な懸念事項であり、その水準は「高すぎる」と強調しています。労働市場が「良好な状態」にある一方で、FRBの2%目標を5年以上も上回るインフレが続いている現状に警鐘を鳴らしました。特に、エネルギー価格や肥料価格がインフレ圧力の主な要因であると指摘。さらに、中東情勢の長期化、特にイラン紛争が原油価格を押し上げ、インフレ期待を定着させるような事態になれば、FRBは「一連の利上げ」といったより積極的な金融引き締めを余儀なくされる可能性があると示唆しました。インフレ期待が一旦定着してしまうと、それを抑えるためにはさらに強い政策対応が必要になると警告しており、今後の金融政策の動向が注目されています。