日本海の冬の味覚の代表格であるズワイガニ漁が11月6日に各地で一斉に解禁され、全国的な注目を集めています。福井県の「越前がに」、京都府の「間人(たいざ)ガニ」や「舞鶴かに」、石川県の「加能(かのう)ガニ」や「香箱(こうばこ)ガニ」など、日本海沿岸の各漁港では活気に満ちた初競りが開催され、間人ガニではオス5匹で70万円、越前がに「極」では最高150万円といった高値が付くなど、大きな賑わいを見せました。また、能登半島地震で被災した石川県輪島港でも漁が解禁され、復興への活気が戻っています。一方で、日本海沿岸ではズワイガニのブランド化が進み「群雄割拠」の様相を呈しており、山形や新潟も参入し産地間競争が激化しています。さらに、北海道で大量発生している安価なオオズワイガニの流通が、価格に影響を与える可能性も指摘されており、各産地は資源管理と品質管理を徹底してブランド維持を目指しています。雌のセイコガニは12月末まで、雄のズワイガニは翌年3月末まで漁が続きます。