12月に入り、日本列島は気温の大きな変化に直面しています。週の初めは小春日和となる地域もありますが、3日(水)から4日(木)にかけては、今シーズンこれまでで最も強い寒気が南下し、全国的に冬本番の厳しい寒さとなる見込みです。 この強い寒気の影響で、北海道から北陸、近畿北部、山陰地方の日本海側では広く雪が降り、山沿いを中心に大雪となる恐れがあります。また、普段は雪の少ない西日本や四国、九州の山沿いでも積雪の可能性があり、平地での積雪や強い風を伴う吹雪にも厳重な警戒が必要です。 気温も急激に低下し、東京都心、名古屋、大阪など多くの地域で日中の最高気温が10℃前後にとどまり、12月下旬から真冬並みの寒さとなるでしょう。体感温度はさらに低くなるため、厳重な防寒対策が求められます。 気象庁の3か月予報では全国的に平年並みの寒さとされていますが、1月には西日本や沖縄で平年より低い気温になる可能性が高く、地域によっては例年以上に厳しい冬となる見込みです。スタッドレスタイヤへの交換など、雪道への事前の備えが強く呼びかけられています。