作家・王谷晶さんの小説『ババヤガの夜』の英訳版(サム・ベット訳)が、米国「ラムダ文学賞」の最終候補に選出されました。この作品は既に、英国ミステリー界の権威ある「ダガー賞」翻訳部門を受賞しており、今回のノミネートは、イギリスに続く国際的な評価となります。ラムダ文学賞は、性的少数者(LGBTQ+)に関する作品を対象としたアメリカ最大級の文学賞であり、LGBTQ+ミステリー部門での日本人作家のノミネートは史上初の快挙です。『ババヤガの夜』は、喧嘩しか取り柄のない女性と組長令嬢の奇妙な同居生活を描いた「シスター・バイオレンス・アクション」で、国内累計32万部を突破する人気作。多様な物語を称えるラムダ文学賞での連続した国際的評価は、日本文学の存在感を世界に示しています。受賞作は10月4日(米国時間)にオンラインで発表される予定です。