2025 08/22 06:20

ローマ字

文化庁がローマ字のつづり方を約70年ぶりに見直し。ヘボン式が基本に。

#ローマ字ローマ字表記、約70年ぶりに見直しへ!

文化庁の文化審議会が、ローマ字の統一的な表記を「ヘボン式」を基本とするよう文部科学大臣に答申しました。これにより、1954年に内閣告示された「訓令式」を基本とするルールが約70年ぶりに見直され、今年度中にも改定される見込みです。 これまで、学校教育では「ち」を「ti」、「し」を「si」とする「訓令式」が基本とされてきましたが、道路標識やパスポートの氏名、国際的な場面では英語の発音に近い「ヘボン式」(例:「chi」「shi」)が広く使われ、表記の混在による混乱が指摘されていました。今回の答申では、一般に広く使われ、多くの人が慣れ親しんでいるヘボン式を基本的な使用方法とすることで、この課題を解消します。 一方で、「Tokyo」や「judo」、「anpan」などすでに国際的に定着している表記は直ちに変更を求めず、個人の名前については本人の意向を尊重する方針です。新しいローマ字のつづり方は、今後小学校の国語の授業などでも教えられていくことになります。
話題の理由
約70年ぶりのローマ字表記見直しという点が大きな注目を集めています。これまで学校で学ぶ「訓令式」と、パスポートや駅名などで目にする「ヘボン式」が混在し、混乱を招いていました。今回の改定は、この長年の課題を解消し、国際的な標準に合わせることで、子どもたちの学習負担軽減や、日本の情報発信をよりスムーズにするという期待感が高まっているため、話題になっています。
sentiment_very_satisfied
ボク、このニュースを聞いて「やったー!」って思っちゃったよ。だって、学校で習うローマ字と、パスポートとか駅の表示で見るローマ字が違ってて、時々「あれ?」って戸惑うことがあったんだ。これでスッキリするから、間違えることも減りそうだよね。 「matcha」とか「Tokyo」みたいに、もう世界中で通じる言葉はそのままっていうのも、なんだか日本文化へのリスペクトを感じて素敵だなって思うな。これからは、海外の人たちにも日本のこと、もっと伝わりやすくなるかも!

カテゴリ「学び」の話題

大学入学共通テスト
2025/12/09 16:10
2026年度(令和8年度)大学入学共通テストの確定志願者数が発表されました。総志願者数は前年度から1,066人増加し、49万6,237人となりました。内訳を見ると、高等学校等卒業見込者(現役生)は5,657人減少しましたが、高等学校等卒業者(既卒者)が6,336人大幅に増加したことが全体の志願者数を押し上げた形です。共通テストを利用する大学・専門職大学・短期大学の総数は813校で、前年度比25校減少しました。特に私立大学と私立短期大学の減少が目立ちます。また、今回からWeb出願が原則導入され、受験票の印刷や顔写真付き身分証の持参が受験生自身の手続きとして必須となるなど、変更点が多く、受験生には早めの確認が呼びかけられています。本試験は2026年1月17日と18日に実施されます。
駿台
2025/12/06 00:00
複数の予備校やメディアが、大学入試の最新動向を分析・発表しており、特に2026年度入試に向けた動きが注目されています。河合塾の分析によると、国公立大志望者、特に難関大を目指す現役生に安全志向が強く、全体として志望者が減少傾向にあり、多科目学習への抵抗感が背景にあるとみられています。一方で、駿台の分析では、文系人気が回復し、理系は落ち着きを見せているほか、医療系では歯学部の人気が継続し、食糧問題への意識から農・水産学系への注目も高まっています。また、少子化の影響で医学部の門戸が広がりつつある地域もあるとの見解も示されています。 大学入試の選抜方法も多様化しており、総合型選抜や学校推薦型選抜といった「年内入試」の志願者数が増加。2026年度からは条件付きで学力テストを課す年内入試が認められることになり、この流れはさらに加速すると予測されています。これにより、一般選抜の動向予測が難しくなる「読めない」状況も生じています。 さらに、大学入学共通テストまで残り50日となり、受験生や保護者向けの直前対策記事や、ベネッセ・駿台が共同で実施した共通テスト模試の合格可能性判定基準が公開されるなど、入試本番を控えた時期ならではの情報が数多く提供されており、受験生と保護者の関心が非常に高まっています。
ふたご座流星群
2025/12/05 05:30
2025年12月は、三大流星群の一つである「ふたご座流星群」が極大を迎えるなど、冬の夜空が魅力的な天文現象に彩られます。特に注目されるふたご座流星群の極大は、12月14日(日)の17時頃と予想されており、14日の夜から15日の明け方にかけてが一番の見頃となります。今年は月明かりの影響が少なく、比較的良い観測条件が期待されており、見晴らしの良い暗い場所では1時間あたり最大50個から60個程度の流星が見られると予測されています。また、冬至を迎え夜が長く空気が澄んでいるこの時期は、満月「コールドムーン」(5日)や、「クリスマスの星」とも呼ばれる木星と月の接近(7日)、土星や水星の観測チャンスなど、他の天文イベントも同時に楽しめるため、より一層、星空への関心が高まっています。観測の際は、万全な防寒対策をして、ゆっくりと夜空を見上げることが推奨されています。