夏の全国高校野球選手権大会は決勝戦を迎え、全国的に大きな注目を集めています。高野連は決勝戦のチケットが前売りで全席完売し、当日券の販売はないと発表しました。しかし、この「前売り券完売」の発表にもかかわらず、連日、甲子園球場のスタンドには空席が目立つ状況が指摘されています。
空席の理由としては、主に以下の点が挙げられます。まず、アルプス席では、学校側が購入したチケットの一部が、合宿や盆の時期といった都合で、応援予定だった生徒やOBらが来場できなくなったためです。次に、一般席においては、2018年からのチケット販売方法の変更(全席指定・前売り化、新型コロナウイルス禍以降は全席指定・前売りで入れ替えなし)が影響しています。これにより、観客は目当ての試合時間に合わせて来場するため、試合開始直前まで場外で過ごしたり、猛暑を避けて一時的に席を離れたりするケースが見られます。さらに、インターネット上でのチケット高額転売が横行しており、購入者が来場しない、または正規の価格で手に入れられない人が増える原因にもなっています。これらの状況に対し、チケットを入手できなかった観戦希望者からは、空席を見て歯がゆい思いをするという声も上がっています。