元プロ野球選手で名打撃コーチの水谷実雄氏が10日、心不全のため77歳で死去しました。水谷氏は広島カープと阪急ブレーブス(現オリックス)で活躍した強打者です。広島時代は山本浩二氏、衣笠祥雄氏らと共に「赤ヘル打線」の中核を担い、1975年の球団初優勝に貢献。1978年には首位打者、阪急移籍後の1983年には打点王を獲得しました。通算1522安打、244本塁打の成績を残しています。
引退後は、阪急、広島、近鉄、ダイエー、中日、阪神と西日本の6球団で打撃コーチを務め、前田智徳選手、福留孝介選手、中村紀洋選手など、数多くの名選手を育て上げた「名伯楽」として知られています。現役時代から病気や怪我との戦いもありましたが、晩年も少年野球の指導に携わるなど、野球への情熱を持ち続けました。球界に多大な功績を残した偉大な人物の訃報に、多くの野球ファンが悲しみに暮れています。