ゲームセンター運営大手タイトーが、国産クレーンゲーム誕生60周年を記念し、1965年に製造された国産初のクレーンゲーム機『クラウン602』の実物捜索に乗り出しています。タイトー社内にも実物が現存せず、資料も少ないことから、公式Xや特設サイトを通じて情報提供を呼びかけています。この「クラウン602」は同社の技術の原点であり、当時の景品としてキャラメルなどが入っていたとのこと。最も有力な情報提供者には10万円が贈呈されるこのユニークな企画には、すでに1000件を超える情報が寄せられており、温泉旅館やドライブインでの目撃談など具体的な声も上がっています。見つかった際は、当時の状態に修復し、展示することを目指しているそうです。情報提供の締め切りは2026年1月16日までとなっています。