文化庁は11日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の評価機関が、日本の6件の文化財を既存の無形文化遺産に追加登録するよう勧告したと発表しました。これは「拡張提案」と呼ばれ、12月にインドで開催されるユネスコ政府間委員会で正式決定される見通しです。今回追加勧告されたのは、「和紙」分野の「越前鳥の子紙」(福井県)、そして「山・鉾・屋台行事」分野では「常陸大津の御船祭」(茨城県)、「村上祭の屋台行事」(新潟県)、「放生津八幡宮祭の曳山・築山行事」(富山県)、「大津祭の曳山行事」(滋賀県)の4件です。さらに、「伝統建築工匠の技」分野には、畳づくりの一部である「手織中継表製作」が加わります。これらの追加によって日本の無形文化遺産の総数は変わりませんが、各地域の貴重な伝統文化や技術が改めて国際的に評価されることとなり、大きな注目を集めています。