女子100mハードルの福部真子選手が、世界陸上に出場し、難病「菊池病」と闘いながら競技を続けました。昨年冬に発症したこの良性リンパ節炎は、発熱やリンパ節の痛みなどの症状を引き起こし、今季の調整を困難にしました。世界陸上参加標準記録(12秒73)の突破も危ぶまれましたが、期限ギリギリの8月の大会で記録をクリアし、日本代表に滑り込みました。「出場できたこと自体が奇跡」と語る通り、病気と向き合いながら大舞台に立ち、予選を突破して準決勝に進出しました。準決勝では日本記録更新を目指しましたが、1組7着で敗退。レース後には「今季最悪の走りをしてしまった」と悔し涙を流しながらも、「よく頑張ったと自分を褒めてあげたい」と自身の努力を称えました。困難を乗り越えて挑戦し続ける福部選手の姿は、多くの人々に感動と勇気を与えています。